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2022/04/11

スレート屋根【前編】

おはようございます
トリニテックの渡部槙介です

【パワコン寿命編】は
もう読んで頂けましたか?

まだ、読んでない方は
一度読んで頂けると幸いです


最近、土日祝の休みが少ないので
息子に怒られます(苦笑)

おとうちゃんはお仕事を
みんなの笑顔を守るために
一生懸命頑張ってます


さて、本日は
「スレート屋根」の塗装に関してです

屋根材の種類はたくさんあります
瓦にも複数種ありますし
スレート屋根に金属系
大波に小波など

今回は初期の建築コストや
後からの再塗装のコストも安い
スレート屋根に焦点を当ててみます


ではまず、

「なぜ、スレート屋根を塗装するのか?」

「本当に必要なのか?」

これが多くの方の疑問ではないでしょうか?

普段はあまり見えない部分です
多少の汚れなど気にしないって方は
実際多いように思います

見た目だけの問題なら別にいいでしょう!

しかし、スレート屋根塗装は

「耐久力・寿命を延ばす為の
   重要なメンテナンスとして必要」

めちゃくちゃ大事なことなのです。

では、なぜ必要なのか3つの理由があります。


1.経年劣化で「防水効果」がなくなる為

これが一番の理由でしょう!

スレートの主成分は「セメント」です
つなぎとして木片パルプなどの
繊維質を混ぜてます。

そして、このセメントは
【水が弱点】で
そのままだと、水を吸って膨らみ
乾くと縮むを繰り返し
少しづつ負荷がかかって
ダメになります

その為、
工場出荷時に
表面に「防水塗装」がされているのです

しかし、この塗装も
紫外線を浴びることで
少しづつ弱くなっていきます

なので、表面に再塗装して
防水性能を復活させてあげることで
「スレートの強度を保つ」という
大切な意味があるのです

しっかりとお手入れをすれば
30年以上も使えるスレート屋根ですが
防水再塗装をしなければ
寿命は極端に短くなってしまいます

2.補修費用の増加

スレートを塗装しないままの場合は
伸び縮みを繰り返し負荷が溜まり
「ひび割れなどの劣化」が起きます

ひび割れ1つで水漏れすることは
ほぼありませんが、
放っておくとひびが広がったり
スレートが欠けて落下する危険があります

ひび割れの補修は安価です
しかし、小さな補修も
積み重なると大きな金額になります

補修工事に余計なお金をかけないためにも
ひび割れなどの劣化が増える前に
防水再塗装してあげることが大切です

3.そのうち起こる雨漏りのリスク

スレートが割れたり欠けると
当たり前ですが
「隙間から水が浸入」します

防水効果の切れている
スレート自体も水を吸いますので
湿っている状態になります

スレートの下には
防水シート(ルーフィング材)が
引かれていますが
これも絶対ではないです

水が当たり続けると弱ります

そして、放っておくと
家の内側まで水が入り込み
気づいた時には「雨漏り」による
天井などのシミが出来上がるという訳です

雨漏り修理は、塗装に比べ
工事の規模も費用も大きくなります

例えば、
天井に1カ所だけ
雨漏りによる染みがあるとします
その真上だけを直せば良いとは限らないのです

家の柱や骨組みを伝わって
色々なところに回っている可能性もあります

また、日本の家の多くは
「木造住宅」です

木が湿ると強度が落ちたり
シロアリ被害を起こす原因にもなります

スレートの防水塗装をしなかったせいで
色々な事が起き
結果として、大切な家の寿命も縮めます

あなたの家もスレートならば
長く住むためにも
スレート塗装はとても重要なことなのです


【前編】はここまでです

では本日も最後まで
お読みい頂きありがとうございました。

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