外壁塗装
外壁塗装を行う1番の目的は「防水」です。
もちろん、見た目の綺麗さという意味で「外的美観」も大事です。
なぜ、徹底的に防水なのかというと、水は家造りに使われる全ての材料の劣化を進行させる身近ですが
恐ろしく怖いものだからです。
ちなみに、「目に見える被害が無くても外壁塗装は必要」なのです。
では、経年するにつれてどうなるのかを簡単にご説明いたします。
1.はじめは防水効果が高い状態
2.時間経過につれて艶がなくなってくる
3.防水効果低減後に壁が湿気を帯びることが多くなる
4.ゆがみが大きくなると、小さいヒビが発生する
5.クラック、コーキングの亀裂が大きくなってくる
6.内部の防水材、防水シートまで到達
7.内部に水が浸入して劣化
8.家の土台や基礎部分まで劣化
上記のような流れとなります。
5番までが10年以内にほぼ起こります。塗料によっては7年ほどで起こる可能性もあります。
この時点で塗装を行うと被害は最小限で済み、費用も安く済むのです。
ぱっとみでは分からないし、人のように「痛い」や「痒い」などSOSを出しません。
住んでいるあなたが気にかけてあげることが高額費用をかけない為の秘訣です。
屋根塗装
屋根塗装を行う1番の目的も外壁と同じ「防水」になります。
屋根材にもさまざまな種類がありますが、1つ言える事は毎日過酷な状況にされされているので、時間の経過とともに劣化してしまいます。
仮に選ばれる方が多い「スレート屋根」の場合
耐久力・寿命を延ばす為の重要なメンテナンスとして必要です。
では、なぜ必要なのか3つの理由があります。
1.経年劣化で「防水効果」がなくなる為
2.ひび割れなど劣化の補修費用の増加
3.隙間から水が浸入し、雨漏りのリスクが高まる為
雨漏り修理は、塗装に比べ工事の規模も費用も大きくなります。
また、屋根塗装を長期間行っていない場合は、「塗装しても意味がない」状況に
なっているケースもあります。いわゆる塗装では手遅れ状態です。
※塗装はあくまでも「防水性能を保つためのメンテナンス」です。
一度弱ってしまったスレートに塗装しても屋根の寿命は延びません!
スレート屋根の防水効果は8~10年でなくなります。
これは「紫外線の影響」によって変わるので、お住まいの地域や屋根の方位や傾斜角などで紫外線量は変わります。
10年を目安として、5~7年ほどで専門家に劣化の進行具合を確認してもらい、
ベストのタイミングで屋根塗装することがとても大切です。